これは驚きの事実。農家は食うものがタダなのにね。都市勤労者からカネを毟り取るのはもういい加減に堪忍して欲しいよ。
世帯の一人あたり年間家計費は、サラリーマンより農家の方が15万円以上多い(日経)
勤労者世帯より農家世帯の方が所得が高いことは知られているが、一人あたりの統計が なかった。農家の方が大家族だから所得が高くって当たり前という反論もあったわけだが、今回日経が報道した農林統計協会の数字で、一人あたりにしても農家 の方が裕福であるとのことが明らかになった。日経はこれを「補助金のばらまきによるもの」とし、「農家の懐を暖めるだけの農業政策は転換期に來ている」と 結論づける。
農林統計協会によると、2000年時点で農家の一人あたり家計費135万円に対し、勤労者一人あたり家計費は120万円だったとのこと。1970年時点では勤労者が農家より12万円多かったが、80年に逆転、その後は一貫して農家が勤労者を上回っていると。
理由は、農家の集約もあるが、補助金の恩恵が大きい。生産しなくても収入が入る仕組みになっているからだと。
さらに「補助金漬け」に安住していては農業の競争力は高まらず、農産物の品質は改善せず、価格も高止まりすると日経はいう。
こ の所得格差が生産性の格差を反映するものであれば、まったく問題はない。しかし世界でも有数の高生産性を誇る日本の勤労者の所得が世界でも有数の低生産性 で知られる日本の農家の所得より低いと言うことは、明らかにおかしい。この数字は現在日本が抱えている問題を象徴する数字でもあるのだ。
しかし、昨今目にするのは、産業とはほど遠い生産性の低い「趣味の園芸」を指向する農業と、それを正当化する農業団体の宣伝の嵐と、それに盲従する環境団体や消費者団体の国内農業保護の動きばかりである。
世界のFTA競争が陣取り合戦の様相を呈しているいま、この問題は時間の勝負となっている。早く国民は現実をちゃんと見極めるべきである。
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こ の所得格差が生産性の格差を反映するものであれば、まったく問題はない。しかし世界でも有数の高生産性を誇る日本の勤労者の所得が世界でも有数の低生産性 で知られる日本の農家の所得より低いと言うことは、明らかにおかしい。この数字は現在日本が抱えている問題を象徴する数字でもあるのだ。
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Posted: Tue - September 21, 2004 at 10:33 AM Letter from Yochomachi 農業問題 Previous Next Comments (1)
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